【GARMIN nuvi900インプレ その1】国産メーカーの人気機種と真っ向勝負する機能と実力

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GARMINブランドは日本でもかなり浸透してきたが、カーナビではまだまだ「そういうのもある」みたいな位置づけで、マニアが選ぶちょっと変わった製品というイメージが強い。しかし、このnuvi900は国産メーカーの人気機種と真っ向勝負できる機能と実力を持つ。ガーミンのブレークスルーモデルとなりうる注目のPNDだ。

◆ワンセグを始め日本のユーザーに合わせた機能を満載

まずnuvi900のアウトラインを確認しておこう。基本的にはカーナビで人気となっているPND、つまりメモリータイプのポータブルナビだ。画面サイズは4.3インチワイド、フラッシュメモリは4GBを搭載する。GARMINの従来モデルのnuvi250や360は3.5インチ、2GBだったから大幅にスペックアップを果たしたわけだ。同時にこのスペックは国内メーカーの主力モデルと同等。PNDの中でも小型、シンプルさを売り物にしてきたGARMINだが、ついに国内メーカーと真っ向勝負を挑むモデルを投入してきた。

内蔵されている地図は2万5000分の1相当のロードマップで、4GBを生かして住所データは地番号レベルまで網羅した約3300万件。従来は非対応だったハイウェイモード、ジャンクションビュー、レーン情報、道路案内標識情報を一気にサポートし、この点でもライバルたちに並んだ。表示方法は2D表示と3Dのバードビュー表示が可能。渋滞情報については非対応だが、渋滞時に迂回路をすぐに検索できる機能が搭載されている。

◆ほかのPNDにはない多機能と拡張性

こうしたナビとしての機能に加え、従来のシンプル路線から大きく転換した多機能さがnuvi900の大きな特徴だ。中でも目玉機能はワンセグチューナーだろう。日本で人気モデルとなるためには必須とも言える機能だけに、これは注目ポイントといえる。録画も可能で、そのデータは本体メモリに保存される。SDカードを使ってMP3の再生、デジカメ画像の表示なども可能だ。ほかに電卓、アラームなどの機能も備え、さまざまなシーンで役立つように配慮されている。

その他にも注目すべき点は多い。例えばその拡張性。GPSおよびワンセグの外部アンテナの接続に加えて、バックカメラの接続まで対応しており、従来のPNDとは一線を画す仕様だ。また、USBケーブルでパソコンと接続して本体内のメモリーに直接アクセス可能。これを利用するとほかのPNDにはない使い方ができる。

《山田正昭》

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