『PLAYSTATION 3』用の“反重力レーシング”ゲーム『ワイプアウトHD』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)が、10月末からオンライン配信を開始した。
本作は、初代『PlayStation』から続くSF系レースゲーム。反重力テクノロジーでフワフワと浮いた未来のレーシングマシン=クラフトを操り、攻撃と防御のアイテムをうまく利用して、立体的で未来的な景観のコースを誰よりも先に駆け抜ける内容だ。
ゲームモードは5種類。1レースを8機で競う「キャンペーンレース」、複数のレースを連戦する「トーナメント」、単独で最速タイムを狙う「タイムトライアル」、タイムトライアルを発展させた「スピードラップ」、最高速度が10秒ごとに自動的に増していくスピードレース「ゾーン」となっている。また、オフラインモードの時はいつでもレースを一時停止してその画面をJPEG画像として保存できるフォトモードも用意。
今回は、完全な新作というよりは、リメイクに近い。ソニー『PlayStation Portable』版『ワイプアウト ピュア』と『ワイプアウト プラス』(日本未発売)から選んだ8種類のコースを、PS3ならではの1080p+60FPSというフルHDグラフィックスで新たに描き直した。また、サウンドは、一流のテクノ系アーティストの楽曲が5.1chで収録されている。楽曲は、公式サイト上で9曲も聴くことが可能だ。
登場するクラフトは8種類。スピード、ターボ、ハンドリング、シールドの4項目があり、それぞれクラフトごとに性能が異なる。
ゲームは、オフラインでは2P対戦が可能。オンラインの場合は、最大8人による対戦が可能だ。価格は1800円。
編集部注:ワイプアウトHDの「HD」について、全角表記はソニーの指定。