【アウディ A4 試乗】ま、許してしまおうか…吉田匠

試乗記 国産車

『A4』を名乗るようになって早くも4世代目になる現行モデルがデビューしたとき、僕はそれに素直に賛同できない気分だった。クルマがモデルチェンジするごとに大きくなっていく傾向に大いに疑問を持っている僕としては、全長4705mm、全幅1825mmという新型のボディサイズに拒否反応を示したのだ。

とはいえ、実際に乗ってみていいクルマだと、ま、許してしまおうか、という気分になる。新型A4もまさにそれで、都内で「1.8TFSI」を走らせたら、これまでのアウディとは印象の違う落ち着いた乗り心地に感銘を受け、なんだ、いいクルマだったんだ、と納得。

都内というのはあまり飛ばせないだけに、逆にクルマの本質的な良し悪しが明確に出る舞台だったりする。後にワインディングロードで「3.2FSIクワトロ」にも乗ったが、正直、都内で乗った1.8TFSIほどの感激はなかった。

とはいえ、全幅1.8mを超えるクルマは2台横並びのわが家のガレージには向かないので、新型A4を自分で欲しいとは思わないが。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

吉田 匠│モータージャーナリスト
1947年4月22日生まれ。青山学院大学卒業と同時に自動車専門誌『CAR GRAPHIC』の編集記者としてニ玄社に入社。スポーツカーのロードテストなどを主として担当し、ヒストリックカー、ツーリングカー、FJなどのレースにも参戦、優勝経験もけっこうあり。1985年、フリーランスのモータージャーナリストとして独立。自動車専門誌や一般誌に記事を執筆する。現在の愛車は1970年アルファロメオ『ジュニアZ』、1991年ポルシェ『911カレラ2』、2005年VW『ゴルフGLi』。
《吉田匠》

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