新しい『A4』の魅力は前後の重量バランスを大幅に改善させたことだろう。もちろん従来のA4でも普通の道路を走っている限り何ら問題ない。けれど前輪の荷重が大きかったため、滑りやすい雪道を走るとスバルの4WDなどと比べやや曲がりにくい傾向(その代わり直進安定性に関しちゃ世界一です)。日本のアイスバーンは世界一滑りやすいことで知られている。新しいA4なら一段と安心して走れるんじゃなかろうか。ウインターシーズンになったら、ぜひとも存分に雪道を走ってみたいと思う。また、CVTの使い方が進化したらしく、1.8リットルのFFモデルは実用燃費の良さが大きな魅力。クルーズコントロールを100km/hにセットして巡航すれば、リッター14km以上走るから嬉しい。アウディらしさ溢れるアバント(ワゴン)も魅力的ながら、自分で買うならコストパフォーマンス高いセダンの1.8リットルFSIモデルを選ぶ。国沢光宏|自動車評論家学生時代から執筆活動を開始。現在、『CARトップ』、『ベストカー』などに寄稿する一方、AM/FM局でのパーソナリティ、WRC解説も行う。クルマ選びからドライビングテクニック、業界ニュースなど、広く深くが取材目標。
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