日本自動車輸入組合が発表した10月の輸入車新車登録台数は、前年同月比22.8%減の1万4735台と大幅マイナスとなった。
景気悪化などから、普通車の販売が低迷しており、輸入車も大幅マイナスとなった。外国メーカー車の販売台数は同23.6%減の1万2003台にまで低迷した。メルセデスベンツ(同37.8%減)やBMW(同32.5%減)、ボルボ(46.4%減)などの高級車が特に落ち込んだ。
また、日本メーカーの海外生産車も、昨年まで日産が『デュアリス』を輸入していた反動で同19.2%減の2732台と落ち込んだ。
車種別では乗用車が同28.9%減の1万3447台、トラックは640.2%増の1288台だった。
一方、1月から10月までの累計は前年同期比13.6%減の18万6775台で、2008年暦年では20万台強にとどまる見通し。