今年乗ったミドルサイズカー(欧州Dセグメント)の中では秀逸の一台。クーペの『A5』ほどじゃないにしても、FFミッドサイズのサルーンとしてはキレイ過ぎるスタイリングと“あせらせない”で気持ちいいグランドツーリング性能に感嘆した。デザイン的には少々古めかしいが、質感の高いインテリアもクラス随一だと思う。『R8』ばりに“威嚇能力”のあるLEDヘッドライトは、その存在感の強さで“欲しくなる”係数をアップさせるアイテムになりえる(今のところは)。本命は近い将来に登場するはずの直噴2.0リットルターボ+クワトロ仕様だが、現ラインナップでも十分見どころアリ。ちょっと値は張るが、V6クワトロをオススメしたい。もちろん、オプションでアウディドライブセレクトを選ぼう。アクセルレスポンスを鈍くしステアリングフィールを重くしてダンピングは硬め、という風に自分好みのセッティングで乗れるのが嬉しい。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★フットワーク:★★★★オススメ度:★★★★★西川淳|自動車ライター昭和40年生まれ、奈良県出身。スーパーカーをこよなく愛し、イタリア車に大いにはまりながらも、高性能ドイツ車を尊敬してやまず、新旧日本車もカワイクて仕方がない。三国同盟的浪花節クルマおたく。
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