【アウディ A4 試乗】オトナになった…家村浩明

試乗記 国産車

ハイテクにしてスポーティな4WD「クワトロ」はV6エンジン+4WD。そしてFFの基準仕様には1.8リッター直4エンジン。さらにワゴンボディのアバント系が加わるというにぎやかなシリーズ構成のミッドサイズ・アウディ。

ワゴンと名乗らないそのアバントは、Dピラーを大胆に寝かせた、ほとんどクーペ的な造形が異彩を放つもの。

乗ってみての注目ポイントは、基準車FFのしなやかな足の動き。粗さをとことん取り除いたようなシルキーできめ細かい乗り心地がドライバーを包む。この快適性は速度域を問わないもので、日本での使用で重要な(と私は考えている)、市街地などの低速域でも、この乗り味は確保される。

これまでのアウディでは、「4と6の間」つまりミドルの『A4』と上級の『A6』では、快適性などで違いがありすぎる感もあったが、このA4ではその差が少なくなった。そんな“オトナになった”A4を象徴するのが、この基準車FF系の上質な乗り心地であるとも思う。

■5つ星評価 
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

家村浩明|ライター
雑誌編集者を経て、1985年頃よりフリーランスで執筆活動を開始。時代を映す「鏡」としてのクルマに関心を持ち、歴史的考察や新型車の批評のほか、開発ドキュメントやモータースポーツを執筆テーマとしている。著書に『自動車コラム大全』、『ル・マンへ…レーシングNSXの挑戦』、『最速GT-R物語』、『プリウスという夢』など。
《家村浩明》

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