富士重工業(スバル)の森郁夫社長は31日に行った2008年度第2四半期の決算会見で、厳しい時代を乗り切るためのキーワードとして「スピード感」を挙げた。
「今、社内に対して言っていることは選択と集中。それをさらに進めなければならないタイミングに来ている。そしてもう一つはスピードを2倍にしろ、ということだ」と森社長。
同じことを行っていくにしても、スピードを速めてやっていくことが、厳しい時代を乗り越えるためには必要というわけだ。
富士重工は自動車業界の中では規模が小さく、森社長はそのことが逆にメリットと生かせるのではないかと考えている。