国際興業は、夜行高速バスの備品では初めて、特殊加工わた入りブランケット「イオンドクター・ブランケット」を11月1日から同社運行便に導入する。
高速バスは、ツアーバスなど「安さ」を売りにした新規参入業者の台頭によって競争が激化している。同社では、乗客に移動時間をより快適に過ごしてもらうため、これまでも新車導入や車内設備の充実などハード面を強化、顧客満足度向上を図ってきた。
こうした中、顧客から「大きめのブランケットが欲しい」との要望が多く出ていたため、今回のイオンドクター・ブランケットの導入を決めた。
イオンドクター・ブランケットは、ジェイ・エスが考案した天然素材100%の良質な綿生地に、11種類の天然鉱物パウダーを特殊加工により吸着させた中わたを使用。静電気防止効果に加えて、膝にかけるだけで、自然な遠赤外線を発生し、心地よく身体を暖め、血流を促す作用や消臭・抗菌効果なども期待でき、身体に優しいブランケットだ。
商品は、過去に航空会社の国際線ビジネスクラスでの導入実績もあり、移動時間が長い夜行高速バスの乗客にも最適な商品であると判断、採用を決めた。
商品は同社ウェブサイトで一般販売することも検討している。