フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、主力モデルの『ゴルフGTI』に限定車「ゴルフGTI Pirelli」を設定し、10月31日から発売すると発表した。
ゴルフGTI Pirelliは、1983年に初代ゴルフGTIの限定生産モデルとして設定され(国内未導入)、専用にチューンされたエンジンやピレリの「ロングP」のロゴをあしらった専用のアルミホイールなどを採用し、全世界限定1万500台を完売した歴史を持つモデル。今回25年ぶりに復活する。
ゴルフGTI Pirelliは、ゴルフGTIをベースにPirelli特別装備を施したモデル。
エクステリアには、専用のスポイラー類やピレリ製「ロングP」のロゴ入り18インチアルミホイールと『P-Zero』タイヤを採用する。インテリアではP-Zeroタイヤのパターンを模したレザー/マイクロファイバーのコンビネーションシートを採用し、イエローステッチでレザーを装飾する。
エンジンはゴルフGTIと同じ排気量2リットルの直噴ターボエンジンを搭載しながら、最高出力はノーマルを30PS上回る230PS。フォルクスワーゲンが製造する4気筒エンジンで過去最高の出力を6速DSGとの組み合わせでスポーティな走行を発揮する。
販売台数は全国限定1000台で、ボディーカラーは全2色。価格はブラックマジック・パールエフェクトが405万円、特別塗装色のサンフラワーが419万円。