プジョーは9月15日、10月2日に始まるパリモーターショーにコンセプトカー、『プロローグ…』を出品すると発表した。新しい小型クロスオーバーの姿を提案したモデルで、その完成度の高さから市場投入時期も近いと見られている。
プロローグ…の外観は、大型グリルやシャープなイメージのヘッドランプが最近のプジョー車に共通するアイデンティティを主張。フロントウィンドウスクリーンは強く傾斜しており、流れるようなフォルムを実現している。また、バンパーのアンダーガードやワイドなフェンダーは、SUVのような力強い雰囲気を生み出している。
パワートレインは新開発のハイブリッドシステムで最大出力200psを発生。CO2排出量は109g/kmと高い環境性能を誇る。もちろん、EVモード時は完全なゼロエミッションビークルとなる。
プジョーは「スタイリッシュで室内が広く、先進装備を満載した環境に優しい小型車」と説明する。プロローグ…は現時点ではコンセプトカーだが、そのデザインはいつ市販されても不思議ではない完成度。現行『308』シリーズのクロスオーバー、『3008』として、2009年に発売されるとの噂もある。