いすゞ自動車は11日、小型・普通トラックの『エルフ』および日産ディーゼル『アトラス』、『コンドル』、マツダ『タイタン』計4車種のハーネスに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1998年2月13日 - 2005年7月8日に製作された19万9718台。
インストルメントパネル内のハーネスとワイパーリンクの隙間が不足しているものがあるため、ワイパー作動時にワイパーリンクがハーネスに接触し、ハーネスが損傷してエアバッグの誤展開やエンジン停止などが発生するおそれがある。
全車両、ハーネスとワイパーリンクの隙間を点検し、隙間が少ないものは固定具で固定して隙間を確保する。ハーネスが損傷している場合は補修する。
不具合発生件数は45件で、うち3件はエアバッグの誤展開。市場からの情報と国土交通省からの指摘でわかった。事故は起きていない。