アウディは8月26日、モスクワモーターショーで『A6』のマイナーチェンジモデルを発表した。マイナーチェンジは、セダン、アバント、「オールロードクワトロ」、「S6」の、A6シリーズ全車が対象になる。
外観はフロント周りやテールランプのデザインを一新。レンズ内にはLEDを組み込むなど、最新の『A4』や『A5』にも通じる外観に生まれ変わった。内装はリアシートのヘッドレスト形状を見直し、後方視界を改善した。
エンジンはガソリンの中核ユニットとして、3リットルV6直噴スーパーチャージャーを新開発。アイドリング付近から豊かなトルクを発生すると同時に、欧州のユーロ5基準を満たす環境性能も実現。3.0TFSIグレードに搭載される。最大出力は290ps、最大トルクは42.8kgm。
安全面では車線変更時に後続車をレーダーで検知し、衝突の危険があると判断すれば、ドアミラー内の警告灯で知らせる「アウディサイドアシスト」、レーン逸脱を警告する「アウディレーンアシスト」を新設定した。
マイナーチェンジしたA6シリーズは、ドイツでは10月中旬からデリバリーが開始される。