JR東日本は、東京駅の一部ホームの屋根に太陽光発電パネルを導入すると発表した。導入するのは東京駅の東海道線ホーム(9・10番線ホーム)で、パネル面積約3000平方m、出力390kWの屋根材一体型太陽光発電パネルを取り付ける。
導入後の実績評価や、今後の太陽光パネルの技術開発動向をにらみながら、他ホームへの拡大も検討する。
同社は「グループ経営ビジョン2020 - 挑む -」で、特に地球温暖化防止のための鉄道事業のCO2排出量を2030年度までに1990年比で50%削減する目標を設定している。今回はこの対策の一環。
東京駅では、八重洲・丸の内の駅前広場整備について、緑化や舗装材の工夫などによる環境対策も検討していく。