【新聞ウォッチ】トヨタの張会長、青学生に「トヨタウェイ」を伝授

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年6月11日付

●自動車保有台数初の減少昨年度(読売・1面)

●タイと豪州でHV車生産へ トヨタ(朝日・13面)

●加藤容疑者9日前「解雇」通告、「不要」扱い怒り?(毎日・1面)

●悼む:長谷川龍雄さん、カローラ生みの親(毎日・25面)

●ホンダ「軽」を重視「30万台販売」2強追撃(産経・9面)

●「結いの心」トヨタの足元:忍び込む「おごり」(東京・26面)

●トヨタ・日産、北米で低燃費増産ガソリン高騰、大型は減産(日経・1面)

●ロシア新工場三菱自が発表(日経・13面)


ひとくちコメント

トヨタ自動車の張富士夫会長が10日、東京・渋谷の青山学院大学で「トヨタウェイからの視点 - 企業が求める人の資質とは」をテーマに講演を行った。同法学部が創立50周年を迎えたのを記念して企画されたもので、現役学生ら約500人が集まったという。

講演で張会長は、入社した動機からトヨタ生産方式の生みの親で先輩の大野耐一さんから学んだことや学生時代から剣道に打ち込んだエピソードなどについて語ったという。聴講した学生の1人は「張会長が人生の出会いを大切にしながら、困難なことでも逃げ出さずにねばり強く挑戦すれば道が拓ける」という体験談を聞いて勇気づけられたという。

折から、国土交通省の発表によると、07年度末における国内の自動車保有台数が06年度末より15万5000台減った。統計を取り始めた1946年度以降、保有台数の前年度割れは初めだそうだが、その大きな原因は「若者の車離れ」。

今回の張会長のように、自動車メーカーの経営トップらが若者の前で語り合うような機会を増やす地道な努力こそが案外、歯止め策になるかも知れない。
《福田俊之》

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