米国株安、円高ドル安を嫌気した売りが先行して始まったが、円高の一服感、投資信託の買いに対する観測から急速に買い戻された。一部には債券市場から株式市場への資金シフトを期待する声も上がる中、結局、平均株価は1万4000円台目前の水準に戻して引けた。
全体相場は3日ぶりに反発。円相場が1ドル=102円台から103円台に弱含んだことを好感し輸出関連株に買いが入ったが、自動車株は総じてさえない動きとなった。トヨタ自動車が前日比60円安の5180円、日産自動車が22円安の913円と続落。ダイハツ工業や三菱自動車工業、いすゞも続落した。
こうした中、ホンダが10円高の3360円と小反発。スズキも反発し、日野自動車が9円高の672円と続伸した。