トヨタは都市向け小型車『iQ』の量産型デザインをジュネーブモーターショーで発表した。iQは2007年のフランクフルトモーターショーでコンセプトカーとしてデビューし、08年後半には生産が開始される。
あるトヨタ関係者はiQを「都会生活のための、過激で洗練された車」と表現する。3mに満たない全長に大人3人と子供1人(または荷物)を快適に乗せられるという。スペース効率向上のブレークスルーは、床下に配置された燃料タンク、新設計のディファレンシャル、非対称形状のダッシュボードだ。
車名の「i」は individuality=個性、innovation=革新、intelligence=知性を表し、「Q」はquality=質を表すという。