日野自動車は4日、大型ノンステップ路線バス『日野ブルーリボンII』のトルクロッドに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年2月7日 - 3月22日に製作された56台。
フロント右側エアスプリングブラケットの補強板が不適切なため、トルクロッドと補強板が干渉し、トルクロッドが折損するおそれがある。全車両、補強板に切り欠きがない場合には切り欠きを設け、トルクロッドに干渉跡があるものはトルクロッドを新品と交換する。
不具合発生はなく、他社からの情報で発見した。事故は起きていない。