【ホンダスポーツ】スーパーアグリの“課題”

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ホンダのモータースポーツ活動に関する体制発表会(21日、都内)には、今季の参戦を危ぶむ声もあがっているスーパーアグリ・ホンダの代表、ドライバーたちは姿を見せなかった。

鈴木亜久里チーム代表からは欠席を詫びるメッセージが届いた。「現在、全力で“課題”に取り組んでいます。一日も早く、いい報告ができるように準備を進めています」という主意のメッセージであったが、亜久里代表の言う課題とは、おそらくマシンの戦闘力を高める以前の、チーム運営面(財政面)の課題だと思われる。満足な体制での3年目の参戦を、なんとか実現してほしいところだが……。

ホンダのモータースポーツ部長・和田康裕氏はスーパーアグリの件について、「我々としては、いわゆるカスタマーカーが走れるという前提で、スーパーアグリのメンバーと協力しながら(マシン等の)準備を進めている状況です。昨年のホンダ『RA107』をベースに、08年のレギュレーションに合わせたマシンを作り上げようとしております」とコメントするにとどまった。

スーパーアグリのドライバーについても正式発表はなかった。佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンの続投をチームもホンダも望んでいるようだが、スポンサー事情によっては(デビッドソンに関して)苦渋の決断を強いられることになるかもしれない。そんな噂が囁かれ続けている。

先日はヨーロッパでの新車発表会がキャンセルになったばかり。スーパーアグリの周辺は不安が絶えない状況だ。

《遠藤俊幸》

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