新明和、富士重との共同開発ごみ収集車のラインナップが完成

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新明和、富士重との共同開発ごみ収集車のラインナップが完成
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新明和工業は、富士重工業と共同で、新型の回転板式塵芥車(ごみ収集車)『G-RX』4トンタイプを開発し、31日から発売すると発表した。

新明和と富士重は2003年10月に次期新型塵芥車の開発と一部部品の調達で提携した。2005年5月には、共同開発した初の製品プレス式塵芥車『G-PX』を市販化、2006年5月には同製品の2〜5.5トンをフルラインアップして発売した。さらに2007年5月には回転板式塵芥車G-RXの2トン、3トンタイプを発売した。

G-RXは、両社の製品が持つ高い積込能力や積込効率を併せ持つほか、積込時の騒音にも配慮した設計になっている。また、G-PXと同様、これまでの塵芥車にはないデザイン形状を採用し、後方確認のバックアイカメラや後方からの視認性の向上を図るための増設ストップランプを標準装備するなど、自主安全基準に沿って安全性の向上を図った。このほか、CO2を利用した荷室内の火災拡大を抑制する装置をオプションで設定し、最近増加傾向にある塵芥車の火災事故にも対応した機能を備えている。

また、今回販売を開始する4トンタイプは、積載容量が3トンタイプより30%以上大きいことから、郊外での収集作業に適している。

今回のG-PX4トンタイプの発売で次世代型塵芥車のフルラインアップが整い、顧客の要望に応じた積載容量を持つ「回転板式」、「プレス式」の最新モデルの塵芥車を提供する。

《レスポンス編集部》

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