【ロサンゼルスモーターショー07】トヨタ、次世代 セコイア など披露

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トヨタではまず「アルカンハイウェイFCHV」という、世界初のハイブリッドFCVによるアラスカの走行テストについて発表。フェアバンクスからバンクーバーまで7日間をかけて走破し、気温の低い悪路でもコンスタントに走行できる実力を披露した。

その直後に発表したのは、第二世代の大型SUV『セコイア』だ、5.7リットルV8エンジン搭載、8人乗りのフルサイズSUVは、旧モデルと比較して108hpパワーアップした381hp、牽引能力1万ポンド、というパワフルなモデル。しかもパワーアップと同時に燃費も12%向上させている。また、次世代セコイアはフレックス燃料のオプションも設定されている。

トヨタがフルサイズSUVに力を入れるのは、アメリカのライフスタイルからこのクラスの車への需要が確かに存在する、という理由だ。家族でバケーションを楽しむために、ボートを牽引したりキャンプ用品を積み込める能力、車内エンタテイメントが楽しめる広いインテリア、あらゆる路面をカバーする能力。これらをすべて実現できるモデルとして、セコイアを提案している。

実際セコイアの平均購入年齢は40歳と比較的若く、「デキるファミリーカー」としての位置を築いている。

トヨタでは様々なユーザーにセコイアを選んでもらうため、「SR5」、「リミテッド」、「プラチナ」、の3つのトリムモデルを用意。北米では12月終わり頃に販売が始まる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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