久々にボブ・ラッツ氏自らがプレゼンを行ったGM。その目標は、「世界一の自動車メーカーとして、すべてのカテゴリーの車で燃費向上を実現する」ということだ。今年GMは4つのモデルにハイブリッドバージョンを追加したが、今後数年でさらに16のモデルにハイブリッドを登場させる予定。
GMのブランドの中でも、もっとも低燃費のラインナップが揃っているのはシボレーだ。今回GMがずらりと並べたのは---
『アヴェオ5』
『インパラ』(E85)
『マリブ・ハイブリッド』
『タホ・ハイブリッド』(世界初のフルサイズSUVハイブリッド)
『シルバラード・ハイブリッド』(世界初のフルサイズピックアップ・ハイブリッド)
『ボルト』コンセプト(プラグイン)
『エキノックスFCV』
---の7モデル。コンパクトカーからフルサイズピックアップまで、またガソリン車からFCVまで、これだけ幅広いカテゴリーで様々なパワートレインを揃えるメーカーは、GMだけだ。
フルサイズSUVやピックアップのハイブリッド化に意味があるのか、と問う声もある。しかし、需要があればそれに応えるのがメーカーの使命だ、と GMは強調する。今後もあらゆるサイズ、カテゴリーでパワートレインの選択が可能、という方向で燃費問題と向き合う姿勢のGM。その挑戦の姿勢は評価されそうだ。