三菱商事、国際石油開発帝石ホールディングス、新日本石油、三井物産、エルエヌジージャパンのタングーLNGプロジェクトパートナーは、インドネシア政府石油・ガス上流実施機関であるBPMIGASと国際金融機関6行との間でプロジェクト開発費用として総額約9億米ドルの融資契約を締結した。
これにより、昨年8月に調印された約26億米ドルの融資とあわせて、プロジェクトが予定していた総額約35億米ドルの融資すべてが調達されたことになる。
融資銀行団は、競争入札により選定されたIntesa Sanpaoro、三菱東京UFJ銀行、DnB NOR Bank、Bank of China、The Royal Bank of Scotland、みずほコーポレート銀行の6行で構成する欧州、中国及び日本の金融機関による国際的な融資調達が実現した。
タングーLNGプロジェクトは、インドネシア第3のLNGセンターとして、2008年末のLNG生産・供給開始を予定しており、建設は順調に進んでいる。9月末の建設進捗率は83%。