【SUPER GT 第8戦】伊藤/ファーマン組、優勝で王座獲得!

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SUPER GT(スーパーGT)の2007年第8戦「SUPER GT in KYUSHU 300km with ASIAN FESTIVAL」が、10月13日・14日に大分県オートポリスにて開催された。GT500クラスの優勝は、8号車「ARTA NSX」を駆る伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組。

フルウェイトを積みながらも、今季3勝目を達成し、最終戦を残して年間タイトルの栄冠に輝いた。NSXのドライバーの王者誕生は2000年以来。

一方のGT300クラスは、62号車「WILLCOM ADVAN VEMAC408R」の柴原眞介/黒澤治樹組が今季初勝利を手にした。

GT300クラスのチャンピオン争いは最終戦にもつれ込み、2号車「プリヴェKENZOアセット・紫電」の高橋一穂/加藤寛規組が78点でトップ、101号車「TOY STORY Racing apr MR-S」の大嶋和也/石浦宏明組が74点で2位。101号車も自力優勝が可能だ。また自力優勝はないが、68点で3位の62号車と、62点で4位の43号車「ARTA Garaya」の新田守男/高木真一組にも王座の可能性は残されている。

第8戦決勝は、予選2番手の17号車「REAL NSX」がダミーグリッドに着く前に出火し、フォーメーション前に終了。開幕から「速いが、もろい」のNSX勢に嫌な雰囲気である。

スタートし、ポールの立川祐路/高木虎之介組の38号車「ZENT CERUMO SC430」は予選同様にずば抜けたタイムで3番手8号車以下を引き離していく。しかし、今回も運が味方しない。30周目の第2ヘアピンでスピンしたGT300クラスの66号車「triple a ガイヤルド RG-3」に、突っ込んでしまった。

8号車は労せずトップの座を手に入れ、一時は100号車「RAYBRIG NSX」に1秒差まで詰め寄られるものの、結局順位変動はなし。8号車は悲願の王座初戴冠を成し遂げた。100号車「RAYBRIG NSX」ドミニク・シュワガー/細川慎弥組が2位、39号車「デンソーサードSC430」アンドレ・クート/平中克幸組が3位。

次回、GT通算100戦目となる第9戦(最終戦)「FUJI GT 300km RACE」は、11月3日・4日に富士スピードウェイにて開催だ。

《デイビー日高》

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