雨に翻弄された富士スピードウェイでの日本GP(30日決勝)を見事に制したマクラーレンのルイス・ハミルトンがレース後喜びを語った。
「最初のセーフティーカーが終わったあと、僕は良いスタートを決めることができた。フェルナンドからのプレッシャーは感じなかったよ」
「燃料をセーブしながら、必要なときにはプッシュできるよう気を配りながらドライビングした。すごくトリッキーなレースだったよ。バイザーが曇って、視界を得るのが難しかった」
「ハプニングだらけのレースだった! 中断してもおかしくない場面が何度もあった。これまでの人生で最も長いレースだったよ。果てしなく続くかのように思われた」とレース後感想を語ったハミルトン。
チャンピオンシップ争い最大のライバルであるフェルナンド・アロンソは今季初リタイア。12ポイント差を付けたハミルトンはタイトルに王手。中国GPで史上初のルーキー王者が誕生する可能性が高まったことになる。