新たにトヨペット店の商品ラインナップに加わった『マークXジオ』。同じトヨペット店には、トヨタの元祖乗用タイプミニバンといえる『イプサム』があるが、商品企画の方向性が大きく違うということもあり、直接の後継車種にはならないようだ。
現行型イプサムは発売から6年を経過し、次期モデルの動向が注目されるようになってきている。マークXジオのチーフエンジニアを務めた杵築邦昌さんは「マークXジオ発売後もイプサムの販売は続く予定です」と話す。
「イプサムはオーソドックスなミニバンですが、マークXジオは“4+Freeパッケージ”をウリにする新ジャンルの3列シート車ですので、イプサムの後継車としては開発しておりません」
加えてマークXジオは国内専用モデルだが、イプサムは海外でも販売されているので、イプサムの後継車種は海外展開も踏まえて別のモデルでということになるだろう。