フランクフルトモーターショーで、新型『マツダ6』(日本名『アテンザ』)がワールドプレミアされた。初代の高評価を受けて欧州でひと足早く11月に販売開始される。
来年明けに発売予定の日本国内向けは、10月の東京モーターショーで詳細ラインナップが発表される。欧州、国内仕様の他、来年夏以降には北米仕様が異なるボディサイズ/デザインで登場する予定だ。
マツダ6は、欧州でサイズが拡大傾向にあるCDセグメントで、現行比で全長が65mm、全幅で15mm大きくなっている。今回発表された欧州仕様のボディバリエーションは、5ドアハッチバック、4ドアセダン、ワゴンの3タイプ。
心臓部は、1.8、2.0、2.5リットルの3種類のガソリンエンジンと、2.0リットル・ターボのディーゼルエンジン1種類をラインナップする。新開発の「MZR2.5」は従来型の2.3をボア、ストローク共に拡大。給排気ポートの変更も行いトルクは10%向上し、静粛性もアップした。デュアルマス・フライホイールの装着によりドライブフィーリングも洗練の度合いを増しているとのこと。
現行モデルでラインナップされている「マツダスピード・アテンザ」は、現時点ではラインナップされない。