ピレリは、9月13−23日に一般公開のフランクフルトモーターショーに、VW=フォルクルワーゲン『ゴルフGTIピレリ』ほか、さまざまな車両に装着されて展示される。
フェラーリ『F430スクーデリア』、ベントレー『コンチネンタルGTスピード』、VW『ティグアン』、メルセデスベンツ『Cクラス』のステーションワゴン「T」、 BMW『1シリーズクーペ』などに装着されているタイヤには、ピレリ社のロゴが打刻されている。
コレクターズアイテムとなったゴルフGTI ピレリが、25年後の今、再び市場に現れた。ニュー・ゴルフGTI ピレリは1983年の初代のように、イタリアと北ヨーロッパの技術スタイルとが融合している。発表は5月、国際披露は今回が初めて。
ピレリの「ロングP」ロゴをあしらった専用の18インチの5本スポーク・ピレリ軽量アロイホイールとピレリ『P Zero』のトレッドパターンに触発されたインテリアスタイリング、そして、GTI用に開発された協力なメカニカルスペックがこの車の特長だ。
ピレリのエコドライブへの回答としては、ピレリはフィアット『パンダ』にもタイヤを供給している。この車に装着されている新しいエコロジカルシリーズの『P4チンチュラート』は、戦後から1970年代まで、イタリア自動車業界が輝いていた当時の開発シーンにインスパイアされているという。チンチュラートP4は、新コンパウンドなどで転がり抵抗の低減すると同時に、横方向のグリップ向上と制動距離の低減などの運動性能向上を図った。