【D視点】リベンジから学んだ…新型メルセデスベンツ Cクラス

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馴染みが最高

メルセデスベンツ『Cクラス』が7年振りにフルモデルチェンジした。当初、メルセデスベンツのセダンの中では最も小さく、「子ベンツ」と揶揄されたこともあったが、今や日本のユーザーにもすっかり慣れ親しまれている。

第一印象は、子ベンツと呼ぶには相応しくないくらい立派になったこと。丁寧に見ていくうちに最近のカーラインアップからチョイスされたデザインディテールを、コラージュして作ったことがわかってくる。

例えば、クルマのイメージを決める重要なキャラクターラインは、『Aクラス』や『Bクラス』からチョイスしている。フロントグリルも、どこから取ったかすぐ判る。ニヒルな気分で、もとのデザインを探し当てるのも楽しい。

メルセデスベンツは、最新の『Sクラス』以降、それまでの一時期とは正反対の、ガッシリとした伝統的なデザイン志向となった。新型Cクラスもこの線上にあり、大きめのフロントマスクの構えや標準的な形状のヘッドライトなど、目新しさより「馴染みが最高」と開き直っているようにさえ見える。

唯一新しいのは、従来的なフロントグリルの「エレガンス」と、メーカーの言う『SL』と同じスポーティなフロントグリルの「アバンギャルド」との、2種類のモデルが用意されたこと。

新型Cクラスは、見る者に新鮮な驚きを与えることは無いが、メルセデスベンツのイメージにマッチした安心感がある。特に、AクラスやBクラスの兄貴分のようなアバンギャルドは、お勧めだ。

《松井孝晏》

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