マツダは、8月1日に水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエルシステムを搭載した水素ロータリーエンジン車『マツダRX-8ハイドロジェンRE』を経済産業省に納車すると発表した。
今回の納車で、官公庁および民間企業などへのリース販売実績は8台となる。同省に納入する車両は公用車として利用される予定で、中央官庁が公用車として水素自動車を導入するのは今回が初めて。
マツダの金井誠太取締役専務執行役員(研究開発担当)は「マツダは、来るべき水素社会への取り組みとして、独自のロータリーエンジン技術を活用した水素自動車の研究開発を15年以上にわたり進めてきた。今後も、内燃機関の可能性を示す水素ロータリーエンジン搭載車のさらなる性能向上を目指して開発を進め、環境に優しい水素エネルギー社会の実現に貢献していきたい」とコメントしている。