【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】パナソニック CN-HDS965TD「12セグの受信地域を拡大するために」…開発者

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パナソニック オートモーティブシステムズ社 犬飼有氏

地デジ映像の美しさと受信性能にさらに磨きをかけ、「おでかけストラーダ」との連携やBluetoothオーディオの対応などネットワーク機能も強化した新Fクラス。商品企画の狙いについて、開発に当たったパナソニックオートモーティブシステムズ社の犬飼有氏に話を聞いた。


◆定評の地デジ性能は4チューナー、4アンテナ&PEAKSプロセッサーでさらに進化

----:まず、07夏モデルの新ストラーダ「Fクラス」の特徴をお聞かせください。

犬飼:大きく3つあります。まず前モデルに比べ12セグの受信範囲が格段に広くなったことです。次にBluetoothオーディオへの対応です。そして3つめが、POIダウンロードサービス「おでかけストラーダ」との連携です。

----:では、地デジの部分からお願いします。

犬飼:06モデルのFクラスをお使いのお客様から、「12セグ放送は非常に美しいが、視聴可能なエリアが狭い」というご意見をいただいておりました。私どもは“From Home to Car”というコンセプトのもと、商品企画しております。クルマの中でも、家の中にいるのと同じように美しい地上デジタル放送を見られるようにしたい。そのためにはどうすればいいのか、を考えました。そこで4アンテナ・4チューナーの採用をはじめとして、受信エリアを大幅に広げるための改良をおこないました。

----:カタログによると12セグの受信可能エリアは「従来比の1.8倍」と謳っていますね。

犬飼:ビルの谷間でのマルチパスや高速移動時のドップラーシフトなど、常に動いているクルマは、地デジの受信環境は非常に厳しいのです。そこで、新モデルではあらゆる方向から電波を捉える4アンテナを搭載して、4つのデータを1の映像として最適化して合成します。電波の不安定な環境や高速走行時などでも受信できるエリアが格段に広がりました。ある販売店スタッフに聞いた話なのですが、「ショップのピットエリアはいままでワンセグでしか映らなかったが、新モデルでは12セグで見られるようになった」ということです。

----:デジタルハイビジョンの「ビエラ」に使われている「PEAKSプロセッサー」がストラーダにも採用されているそうですが。

犬飼:はい。4アンテナ化によって大幅に増えた入力時の映像信号を、PEAKSプロセッサーで忠実にデコードします。特にちょっとした物陰や細部の描写が強くなりました。

----:前回のモデルでやりきれなかった部分を今回のモデルでブラッシュアップした、ということですね。電子番組表がタッチパネルで選択できるようにもなりました。

犬飼:これまではリモコンのみでの対応でした。番組表が画面に出ればそのままタッチしたくなるのは自然ですよね。人間の自然な感覚に従った改良です。

----:別売りのリアモニターは大画面で画質も良いうえに、価格も非常に魅力的です。今回の新モデルでは4チューナー、4アンテナで他社に追いつかれた部分もこれでまた引き離したかなあ、という印象があるのですが。

犬飼:当社の車載用ワイドVGAモニターは7年もの実績があります。ワイドVGAモニターと4チューナー、4アンテナによる受信性能、そしてPEAKSプロセッサーと、これら3つがストラーダならではの地デジ性能の強みですね。


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《レスポンス編集部》

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