「Bluetooth」&「おでかけストラーダ」でネットワーク機能も強化
----:Bluetoothオーディオの採用や、おでかけストラーダとの連携など、ネットワーク機能の強化も新Fクラスの注目点ですね。
犬飼:いままでのカーナビやカーオーディオは、クルマという閉ざされた空間の中で完結していました。そのような環境下、これからはネットワークを介して、外界とのリンケージが必要になると以前より考えておりました。そこでまず、Bluetoothに対応することにしました。ケータイのハンズフリーはさることながら、ケータイ音楽やiPodもBluetoothでワイヤレス通信が可能になり、「ワイヤレスリンク」が可能になったことも大きな特長です。
----:おでかけストラーダについてはいかがですか?
犬飼:「おでかけストラーダ」は、ストラーダご購入者向けコミュニティサイト「クラブストラーダ」内に設けたドライブ情報サイトです。ドライブプランやスポット情報が引き出せて、SDカードでそのままクルマに持ち込むことができます。家族みんなでワイワイ旅行プランをたてて、今度の週末に出かける、というのもきっと楽しいと思いますよ。
----:PCでネットにアクセスし、そこからデータを取り出すメディアとしてSDカードを選ばれた理由は?
犬飼:大容量リッチコンテンツを運べるメディアとしては、現状SDカードが最適です。SDカードスロットを標準装着するPCも数多くあり、他のメディアに比べて安価になっているというのも大きいと思います。
----:松下さんのナビは従来からSDカードスロットを搭載していましたが、今回のおでかけストラーダで取得した情報は旧機種でも見られるのでしょうか。
犬飼:全ての機能が使えるのは、新機種のみです。地点情報についてのデータは旧機種でも閲覧可能です。若い人たちは、Bluetoothをはじめとしてナビのいろんな機能をお使いいただいていますが、全ての方々に全ての機能を使っていただけるまでには至っていません。データを運ぶ手段にしても、通信よりもSDカードというソリッドなメディアがあると分かりやすい、と考えました。
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