新型トヨタ『ヴォクシー/ノア』の車体のベースとなるプラットフォームは、先代のものに改良を加えて採用している。新型ヴォクシー/ノアのチーフエンジニアを担当した水澗英紀さんは「プラットフォームは先代と同じものをベースにしていますが、局所の剛性を強化したり、スタビライザーやブッシュを最適化することで、乗り心地と走行安定性を向上させています」「また、エアロ系モデルには専用のスプリングとダンパーを採用し、電動パワーステアリングの設定もスポーティに振っています。さらにタイヤも16インチに拡大され、リヤはディスクブレーキに変更されていますので、より軽快な走りを楽しんでいただけると思います」という。『カローラ』や『プレミオ』のように最近のトヨタ車は、プラットフォームを2世代に渡って使うケースが多い。プラットフォームの踏襲はコストカットされているイメージがあるが、実際には先代で蓄積した豊富なデータを使って開発を進められるというメリットもある。パッケージングを大幅変更しない場合は、熟成されたプラットフォームを使って各部に改良を加えたほうが効果的な場合も多いのだ。
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