【新聞ウォッチ】レクサス専用生産ラインを初公開…クリーン化と匠のこだわり

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年6月29日付

●株主総会 対決経営陣圧勝「会社は株主だけのものでない」(読売・3面)

●5月の国内自動車生産、3カ月ぶり増加(毎日・10面)

●不動産拠点1500億円で売却、三菱ふそう(毎日・10面)

●最先端と匠の融合、レクサス専用ライン公開(産経・10面)

●自動車用オーディオ、ビクター、国内販売撤退、海外向けやOEM特化(日経・9面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車は愛知県田原市の田原工場にある高級車ブランド「レクサス」の専用ラインを、報道関係者に初公開した。

きょうの産経と日経が取り上げているが、「感性」「マインド」「技」を徹底的に磨き上げた有能な社員と最先端のロボット技術を融合させた革新生産整備で、『LS600h』など1台1台を丁寧に造り上げる。

筆者も生産ラインを見学したが、驚いたのは、エンジン工場内に入る前には、衣服のホコリをはらうエアーカーテンを通過しなければならなかったこと。まるで医薬品や食品工場のようなクリーンルーム状態だ。

最終工程の検査ラインではボディを1200コマの画像としてスキャンしながら自動計測ロボットがキズをチェックし、熟練社員によるエンジン音質なども入念に検査する。人間がガン検診などで実施するMRIやCTスキャンよりも高精度の検査のようにもみられる。

高品質を追求したレクサスの匠のこだわりが生産現場の隅々まで浸透していたという印象を受けた。

《福田俊之》

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