27日、新型『ヴォクシー/ノア』発表会見に出席した渡辺捷昭社長は、「おかげさまでヴォクシーは(モデル末期の5月でも)5000台余り売れた」と指摘し、「当初の1カ月は2万台の受注を目指したい」と述べた。
ヴォクシー/ノアは2001年11月に発売した初代モデルが累計80万台を販売している。
渡辺社長は「ヴォクシー/ノアはミニバンを代表するクルマとして市場をリードしてきた」と紹介、現在でもミニバンは「除軽市場の4分の1を占める大変重要な分野。新型車でこの市場を活性化させたい」と語った。
新モデルは、国産車としては初となる吸気バルブのリフト量連続可変制御(バルブマチック)機構を採用した新エンジン(2.0リットル)を上級グレードに設定している。
このエンジンの販売比率については「(2モデルとも)半数程度を想定している」とし、燃費性能とレスポンスを両立させた新技術への高い期待を表明した。
ヴォクシー/ノアともモデルサイクルでの販売計画は月5000台と設定されている。