アイ・オー・データ機器は1日、三菱『デリカD:5』に搭載されたカーナビゲーションシステム「三菱マルチコミュニケーションシステム」(MMCS)と、NTTドコモ「FOMA」シリーズおよびau製「CDMA 1X WIN」シリーズの携帯電話を接続することで、ハンズフリー通話やデータ通信を実現する携帯端末用接続アダプターを発売した。
三菱のMMCSは、ナビゲーション機能だけでなく、燃費・平均車速などの走行情報や、車外環境情報、メンテナンス案内、エアコンやオーディオの設定状況など、車両からの多彩な情報をドライバーに伝える統合コミュニケーションツール。携帯電話を介してのハンズフリー通話や、データ通信を行なうことで音楽タイトルの取得も可能だ。
しかしディーラーオプションとして用意されているMMCS接続用携帯電話ケーブルは、ドコモFOMAの携帯電話には接続ができず、またau WINの携帯電話においても、一部機種でデータ通信に非対応だった。本製品はそれら制限を対策する。
本製品の目標販売台数は、2製品合わせて年間1万台としており、アイ・オー・データの直販サイト「ioPLAZA」限定のオリジナル商品として、1日より予約受付を開始した。
●ドコモFOMA
型番:NVPDC-IMT2K/MM
ioPLAZA価格:1万5000円
●au WIN
型番:NVCDMA-1XW/MM
ioPLAZA価格:1万3000円