日産、先進技術開発センターを竣工 環境技術やITS

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日産自動車は、このほど神奈川県厚木市に完成した同社の研究・先行開発機能を集約する「日産先進技術開発センター(NATC)」の竣工式を実施した。

同社で開発担当の山下光彦副社長は「NATCは、先進技術を搭載した商品ラインアップを加速、強化することを目的に設立した。この拠点の開設を機に、安全で環境に優しいクルマ社会の実現に向けて、先進技術の研究、先行開発に、より一層取り組んでいく」と述べた。

同社は、企画や研究開発、先行開発拠点として神奈川県厚木市に日産テクニカルセンター(NTC。NATCとは別の所在地)、神奈川県横須賀市に総合研究所を持つ。

一方で、同社は昨年12月に発表した中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」に基づき、CO2排出量の削減に、実効性のある技術と商品を投入していく方針。今回開設した日産先進技術開発センターは、主に同計画に基づいた電動パワートレインなどの環境技術や、同社が「SKYプロジェクト」などで進めている社会システムとしての先進安全技術、先進車両などの開発を行う。

同社では、今回完成したNATCと、現在進めているNTCのパワートレイン開発機能増強、昨年秋にリニューアルしたNTC内のデザインセンターなどの研究開発拠点の改修・増強に、約900億円を投資している。今回のNATCの開設は、日産が取り組んでいる将来への投資のひとつと位置づけている。

また、NATCでは、従業員約2000人が勤務する予定。

今回開設したNATCは、開発部門内の連携強化に加え、大学やサプライヤーの研究者・開発者との連携をより効率的かつオープンに行えるよう設計されている。同建物内には、約200人が収容可能なコラボレーションルームや、全フロアから階下の様子が分かるステップ状のフロア配置、コミュニケーションを重視した建築構造を採用している。

また、電動パワートレイン専用の実験棟や、IT/ITSをはじめとする先進安全技術の開発を行う設備も完備した。

このほか、NATCの建物は、環境面でもCO2排出量の削減と省エネルギー化などに取り組んでおり、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)は、最高ランクにあたるSクラスを実現する予定。

日産は、2009年に本社を横浜市に移転することを発表している。横浜市にある横浜工場(エンジン工場)、横須賀市にある追浜工場(車両生産工場)と併せ、NTCの増強や今回のNATC開設により、同社と神奈川県との連携は深まることになる。
《レスポンス編集部》

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