三菱『デリカD:5』には、運転席SRSニーエアバッグ(ドライバーの脚部を保護するエアバッグ)が全車に標準装備される。一方、SRSカーテンエアバッグはオプション扱いとなっている。
この違いについて、三菱自動車商品開発統括部門 C-seg商品開発プロジェクト プロジェクトマネージャーの野村真三(しんぞう)氏は、次のように説明した。
「デリカD:5は当初より、独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施する自動車アセスメント(JNCAP)衝突試験で、最高評価のシックススター(6ツ星)を獲得することを目標に開発をスタートさせた」
「シックススターを取るには、下肢傷害の問題をクリアしなければならない。それには、SRSニーエアバッグを用いて、衝突時のひざの加速度を小さくする必要があった」
「また一般に、デリカD:5のような、着座位置が高く、ヒットポイントが高いクルマの場合、衝突時はドライバーのひざの動きをSRSニーエアバッグでしっかり受け止めれば、力学的に上体の動きも止めることが出来る」
「それゆえ、SRSニーエアバッグは全車標準装備とした。SRSカーテンエアバッグについては、SRSニーエアバッグを装備していれば、(上記の理由から)装備していなくても安全は充分確保出来るため、オプションで提供するのが最適と判断した」
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