ホンダは、「インターナビ・プレミアムクラブ」専用のデータ通信サービスに、通信カーナビでは初となる2段階定額料金を導入し、3月1日より開始する。新たに追加される2段階定額の「インターナビ・ライトプラン」では、月額525円からデータ通信の利用が可能となる。
インターナビ・ライトプランは、2月からウィルコムが提供する「インターナビ・プレミアムクラブ」専用のデータ通信定額サービスの新プラン。
サービスでは2段階定額を採用し、1カ月の利用が2500パケットまでは基本料および通信料込みで月額525円の定額で、2500パケットを超えると1パケットに付き0.084円が課金される。さらに1万5000パケット以上なら、どれだけ使っても月額1575円の上限を設けた。
月額料金を抑えた料金プランを設定することで、利用頻度の少ないユーザーにも気軽にインターナビ・プレミアムクラブの通信サービスを利用できる環境を整えた。
また、データ通信量に制限のない従来の月額1050円定額コースはインターナビ・使い放題プランとして継続する。
同社では、今回の新プラン導入によりインターナビ・プレミアムクラブの会員数が増加することで、インターナビ・フローティングカーシステムが収集する走行時のフローティングカーデータがより多くアップロードされ、さらに精度の高い最適なルート提供が期待できるとしている。