ホンダ(本田技研工業)が19日に開催した、「2007 Honda Racing体制発表記者会見」では、F1のホンダ・レーシング・エフワン・チームに関しての体制が発表された。
F1に関しては、ホンダ・レーシング・エフワン・チームのニック・フライCEOと、中本修平シニアテクニカルディレクターが登壇。オールホンダ体制で臨む2年目だが、ウィンターテストでのタイムが芳しくない現状。そのことに関して、両者は現在必死に改善を行っていると語った。また、カラーリングに関しては、来週26日(イギリス時間)の発表を待ってほしいとのことであった。
ドライバーのジェンソン・バトン選手とルーベンス・バリチェロ選手はテストなどの都合で残念ながら来日できず、イギリスのノーザンプトン州ブラックリーにあるチームの本拠地から、衛星中継で画面に登場。
完成したばかりの風洞設備の中に黒いカーボン地の2007年マシンRA107を背景に、バトン選手は「2007年は非常に面白くなる。マシンはもう少しすればよくなると思う」とコメント。バリチェロ選手は、「新しいマシンだけに大変だが、勝つために必死にがんばっている。今シーズンが非常に楽しみ」とのことであった。