日銀の金融政策決定会合控えで様子見気分が強まり、全体相場は小反落。もっとも企業業績の改善期待から買いも入り、平均株価の下げ幅は1円足らずだった。自動車株は総じて堅調な動き。
この日注目を集めたのが、日産ディーゼル工業。スウェーデン・ボルボが同社に対するTOB(株式公開買い付け)を発表したことで買いが入り、前日比80円高の523円と急伸。いすゞ、日野自動車工業にも思惑買いが入った。トヨタ自動車が30円高の8180円と反発し、日産自動車が4円高の1202円と続伸した。
こうした中、ホンダが40円安の4680円と下げ、スズキ、ダイハツ工業がさえない。