【ブリヂストン07】足元を固めて頂点まで

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F1がワンメイクとなったことで、今季の四輪メジャーカテゴリーのなかで唯一、BSが他社と競い合うかたちとなるのがSUPER GT(GT500)だ。

このカテゴリーにおいてBSは“常勝”といっていい存在であり、昨年もBSユーザーの脇阪寿一&アンドレ・ロッテラー組(レクサスSC430/トムス)がGT500ドライバー&チームの2タイトルを独占した。

その脇阪はマレーシア・セパンでのテスト中のため、ブリヂストンの「2007年度モータースポーツ活動計画発表会」にはビデオメッセージを寄せている。「(06年は)最高でした! BSさん、ありがとうございました」。脇阪は、BSのエンジニアとの綿密な相談の積み重ねがタイトル獲得の原動力となった旨を強調。

さらに、若手の後輩に対して、「今、F1には日本のメーカーやスポンサーが増えてきているし、なによりBSが足もとをかためてくれている。日本語でエンジニアと話すこともできる、そういう時期なんです。ダラダラしている暇はないよ」と、今が好機であることを力説した。

画面の中の脇阪に発破をかけられたのが、この日、若手有望株として招かれた2人。06年全日本F3シリーズ2位の大嶋和也と、06年はフォーミュラチャレンジ・ジャパンとフォーミュラトヨタの二冠王に輝いた関口雄飛である。

大嶋は「将来の目標はF1です。そうなると、このさき、上はみんなBSのタイヤで走るカテゴリー。これまでも、今も、BSで走ってきた。その強みを活かしていきたい」と意気込みを披露。今季は2年目となる全日本F3でタイトル獲得を目指す。

「去年のフォーミュラトヨタでは、夏の予選で(タイヤ的に)1周か2周しかチャンスがないときでも、最大限にタイヤのパフォーマンスを引き出すことができた。それが10戦中8回のポールポジションにつながったと思います」と語る関口も、今季は全日本F3昇格が確実視されている。

いつの日か、ふたりは先輩・脇阪の期待に応えられるか?

《遠藤俊幸》

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