鮮やかなイエローにオーバーフェンダーをビルトインしたホットハッチパック。ベース車の『マツダスピード・アクセラ』の戦闘力を高めたのが、東京オートサロンに展示された「MS」コンセプトだ。
ベース車のシルエットを忘れさせるほどスポーツを主張する外観。そして内装もフルバケットシートを前後席とも使用している。
空力デザインと動力性能をトータルにデザインするというマツダスピードのコンセプト通り、ボディ内外に専用パーツをふんだんに盛り込んだ。
動力部は専用コントローラー、低排圧キャタライザー、大容量インタークーラー、スポーツマフラー。シャーシはビルシュタイン製サスペンションキット、フロントストラットバー、ENDLESS製4POTブレーキキャリパー、RAYS製19インチアルミホイール。
外装はボンネット、フロントフェンダー、フロント/リアバンパースポイラー、サイドスカート、リアスポイラー。内装は4席バケットシート、専用色ステアリング、シフトノブ、ドアトリム。
これがベース車と同じ車種かと思うほどのパーツ群を装着し、むしろ価格が気になってしまうほど。しかし、その価格に見合うほどのスペックが約束されるはずだ。