今ではエントリークラスとなった『ストラーダHDS625』だが、機能に関してはハイエンドモデルの「ストラーダFクラス」にも匹敵している。地上デジタルチューナー標準装備は前述のとおりだが、それ以外にも06夏モデルのFクラスに導入された機能が採用されている。というより、昨秋モデルの『HDS620』での新機能がFクラスで磨かれ、そして今またHDS625に戻ってきたと表現するほうが適切かもしれない。
ルート案内中に曲がるべき交差点に近づくと、地図の縮尺を残り距離に応じて変化させていく「オートスケール」や、クルマの速度に応じて案内のタイミングを変化させる「車速感応ジャスト案内」など、ナビとしての使いやすさは確実にアップした。
目的地の検索では、複数キーワードのAND入力にも対応した「まかせてサーチ」機能を採用。検索ヒットのしやすさも向上させている。
また、待望のiPod連携機能も搭載。別売のアダプターが必要となるが、ナビ画面から直接iPodの操作ができるというのは便利。HDS625はSDオーディオ(AAC)にも対応しており、HDDへのリッピング機能や、CD-R上の圧縮オーディオの再生機能を含め、音楽再生への対応力が非常に高いというのも特長のひとつだ。
「SRS CS Auto」の採用によって、4スピーカー環境でも5.1ch相当のサラウンド空間を演出することができる。
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