29日に発表された日本の鉱工業生産指数、米国の7−9月期GDP(実質国内総生産)がともに市場予想を上回る内容。日米経済指標が景気の底堅さを裏付ける内容となったことを好感し、全体相場は続伸した。
米国景気減速に対する警戒感が強まっていただけに、自動車株にはフォローの風が吹いた格好。円相場が1ドル=116円台で一服したことも支援材料となり、自動車株は全面高となった。
トヨタ自動車が、前日比90円高の7020円と続伸し7000円台を回復。ホンダは90円高の4100円と反発し、日産自動車も13円高の1412円と上昇した。日産ディーゼル工業も13円高の390円と反発。