日産自動車は、12月7日に追浜地区にあるテストコース「GRANDRIVE」において、「第26回全国車椅子マラソンin横須賀 日産カップ追浜チャンピオンシップ2025」を開催すると発表した。
本大会は2000年に開始した車椅子陸上競技の総合大会で、今年で26回目の開催となる。障がい者スポーツの普及と競技者の技術向上のほか、地域の活性化と「やさしい街づくり」支援を目的として実施され、車椅子競技大会としてこれまで多くの方に親しまれるとともに、過去多数のパラリンピック選手を輩出してきた。
今年は延べ80名以上の選手が全国から参加予定で、「GRANDRIVE」において3km、5km、ハーフマラソンの記録会に臨む。本大会にはパラリンピック日本代表選手などの国内トップレベルの選手から若手選手まで幅広い層の選手が参加する。また健常者も含め、小学生から大人まで障がいのある人も障がいのない人も分け隔てなくレースに参加できる全国でも数少ないレースとなっている。
競技区分は、ジュニア(小学生)、ジュニアユース(中学生)、一般(高校生以上)、健常者の各カテゴリーで、それぞれ男女別に実施される。大会は10時10分から15時30分まで行われる予定だ。
また大会2日前の12月5日には、地元の小学生を対象とした車椅子体験交流会を開催する。参加した小学生が、思いやりや共に生きることの大切さに気付くきっかけを得られるよう、遊びの要素を取り入れながら実際に車椅子を体験する機会を提供する。
日産は、よりクリーンで安全、インクルーシブな誰もが共生できる社会の実現に向け、真に持続可能な企業となることを目指しており、今後も障がい者スポーツの普及および発展の一助となる取り組みを推進する。
大会は日産カップ大会実行委員会(日産自動車追浜工場)が主催し、NPO法人関東パラ陸上競技協会が共催する。



