新型日産『スカイライン』(20日発表・発売)はインテリアも大幅に質感が高められている。
運転席は囲まれ感が強く、スポーティな印象を与えてくれる。ステアリングやシフトノブには上質な本革が採用されており、グリップ部分も手に馴染む形状にデザインされている。
新型スカイラインのデザインを担当した日産自動車デザイン本部の加藤忠さんは「新型スカイラインのインテリアは、素材にこだわり上質感を追求しました。インパネにはアルミと本木目のフィニッシャーを用意しておりますし、パドルシフトにはソリッドマグネシウムを採用しました」という。
「また、スイッチの操作感やドアの閉まる音についてまで、きめ細やかな開発を行いました。その結果、走る楽しさを感じさせながらも、質感の高い快適な室内空間に仕上げられていると思います」
「また、ステアリングに連動して高さを変えられるメーターパネルや、リヤシートリクライニングなど、先代で好評だった部分はキチンと踏襲しています」
実際に新型スカイラインのインテリアをよく見ると、素材にこだわっているのが分かる。本アルミのフィニッシャーは、和紙のような模様が入っており、金属の冷たさをうまく打ち消している。また、木目パネルも本木目を採用しているので、質感が高い。この素材感も新型スカイラインのみどころのひとつだ。