トヨタ自動車がアメリカ西海岸を中心に展開しているブランドが「Scion」(サイオン)。日本ではなじみのないブランドだが、『xA』(日本名:トヨタ『イスト』)、『xB』(同先代トヨタ『bB』)、そして『tC』(日本未発売のコンパクトクーペ)をラインナップしている。
そんなサイオン、若者向けに展開していてカスタマイズのベース車両として人気も高い。もちろん、SEMAショーでもブースを出展していた。
飾られていたxBだって、まず日本ではお目にかかれないモデファイだからおもしろい。ピックアップ化&ハイリフトの「Monster Truck」、そしてラリー仕様の「Invisible Man」と、クラブが似合う若者向けという「bB」の本来のキャラクターなんてまったく無視である。
ラリー仕様の「Invisible Man」は、外観だけでなくフルバケットシートにジャングルジムのようなロールケージ、そしてラリーコンピューターと内装もまんまラリー車。にもかかわらず、メカニズムはノーマルでトランスミッションはATなのがお茶目だ。