燃料電池車(FCEV)の同乗試乗会では静かなこと、加速の優れたことが印象に残った。日本EVフェスティバルで、日産『エクストレイルFCV』、ホンダ『FCX』、トヨタ『FCHV-BUS』の3台が用意された。
トヨタFCHV-BUSのインプレッション担当運転手は、バスの運転手さん。張り切ってくれたのかコーナーの立ち上がりでは、普通のバスではあり得ない加速をみせた、それでいて、エンジンによる音と振動がないので車内は至って快適で、車体のきしみ音のほうが気になるといった具合だ。
続いてホンダFCXも加速はパワフル、あとはひたすら静かで自然な仕上がりだ、のちにエンジン車に乗ってみて「あっ、エンジン車ってこんなにうるさいんだ」と気がつく。
エクストレイルFCVには残念ながら乗れなかったが、バスを追い越していくときに鋭い加速を見せていた。