ホンダの福井威夫社長は12日発表した『CR-V』の走行性能について「『アコード』をベンチマークにして開発した」とし、「乗る人の心に訴えるようなセダンの乗り心地」が実現できたとアピールした。
3代目となる新型車は、日本市場専用のクロカンとして登場した初代からは大きくコンセプトが変わり、福井社長は「上級SUVとして仕上げた」という。これまでの累計世界販売は250万台を超える同社のワールドカーだけに、海外市場を強く意識したつくりともなった。
旧モデルは、福井社長が最も愛用するマイカーでもある。今後は新モデルに買い換える予定といい、不振の登録車販売にも貢献する。